血球は腸内で造られる

<血球は腸内で造られている>
 私が地球に来てから既に9年の歳月が流れており、つい最近まで地球言語と地球知識を覚えるのに汲々とした勉強の毎日を過ごして参りました。私にとって物質世界(粒子世界)は初めての経験、光溢れる美しい世界に触れてみて「ここは天国だ」と感じたものです。地球人について今の感想を聞かれれば「天国世界に住む地獄の人々」と答えざるを得ないのが多少残念ですが、マクロ宇宙のモノクロトーンの世界と比較すれば、生きている実感が掴める素晴らしき世界だと今でも思っております。地球人の頭の悪さには非常に驚いていますが、でも正しい知識を学べばその限りでは非ず、「お馬鹿な原石でも宝石は磨けば光る筈だ」とそう信じております。地球の知識に触れて当初は大変驚いたものですが、医学関係の事柄に限ってその幾つかを告白すると、「人間は脳(頭)で物を考えている」というとんでもない偏見にはビックリ、その他にも「血液が骨髄で造られている」とか「DNAが遺伝子だ」とか、彼等には意作用と心作用の区別も、また命の定義付けすらも出来ていない事には驚かされました。

 地球では人体を覗き見るまともな検査機器も無く、またちゃんとした治療も施せていないのに無知な医学者が偉そうにしているのは「なぜ?」そしてどうして一般企業の様に病院がテレビ広告で宣伝をし患者を募っているのか、それも驚きでした。それでも地球医学は進歩していると70億人の全員がそう思っている様子、だがそれは過去と比較すればの話であって、進歩しているか否かは他星の医学と比較してみないと分からないものです。病気を治しているならばともかく、さっぱり病気を治せていないのに患者を募って、ただ火葬場までの準備期間の面倒を見ているだけならば医療行為とは言えませんね。無論、今の宇宙医学を持ってしても治せない病気もある事は確かですが、少なくも癌病なのに抗癌剤(発癌剤)を打ったり、人体に放射線(ラジカル発生剤)を打ち込んだり、臓器を摘出したり、危険な合成薬を服用させたり、骨をボルトで繋ぎ合わせる様な乱暴な治療はしていません。もし銀河系に中央政府なるものが存在するならば、地球人の病院や製薬会社を「犯罪行為(詐欺治療)」で訴えたいぐらいでしょうか。

 ところで「血球は本当に骨髄で造られているのでしょうか?」そんなとんでもない冗談が通じてしまう程、きっと医学者も民衆も皆無知なのだろうと思いますが、地球人の中にも正解を主張している研究者が居ることから(西欧アンポンタン医学に洗脳されずに自力で物事を判断出来る優秀な方も居るので)、人類は全員がお馬鹿であるとは一概には決め付けられない様です。そう言えば、オリオン・スイーパーであるニュートン(重力の引力仮説)に真っ向から楯突いたロバート・フックやデカルトが居ましたね。医学界でも細胞分裂説に異議を申し立て、血球の腸内造血説(赤血球幹細胞説)を主張した千島喜久男という博士が居ました。千島学説の全部の主張が正解だとは言いませんが、彼の生涯を懸けた長い研究観察から導き出した学説であり、それはこれまで常識だと判断されて来た医学定説に真っ向から逆らうものでした。千島博士はお粗末な光学顕微鏡を駆使しながらも生涯に渡って生体観察を続け、ある重要な真実に到達したのでした。

 我々は人体内部の分子構造や原子構造まで見極められる力学検査機器(全ての物質を透過する機器)を開発している為に、生きている一個の細胞内部の生理の営みを実映像で見定められますが、地球の科学力ではミクロの映像は見られず、推測や憶測がものを言う幼稚なレベル、それでは正確な事は何も分かりませんね。過去の有名科学者の多くがオリオン・ヒューマノイドだった事を考えれば、真理とは正反対の学説が正しいとされて来た暗黒時代の学説が、現代学生の教科書に掲げられて今尚間違ったまま生き続けている理由が分かります。地球人の能力を削ぐ為に、間違った学説を提唱すれば「ノーベル賞」だった時代はつい最近まで続いていました(6年前までノーベル賞財団そのものがオリオンの巣窟だった)。医学書には癌も糖尿病も生活習慣病だと書かれていますが、公害病だとは言えない様です。

 さて話の内容を血液に戻しますと、プレアデス医学とベテルギウス医学と人間王国の伝統医学と、また銀河一般の医学書を見ても、人体には二種類の血液が存在し、循環型血液と非循環型血液に分かれていると書かれています。静脈血と動脈血に分かれて循環する血液は皆様もお分かりの筈ですが、非循環型の血液とは骨内部の「骨髄液」の事です。無論、両者の血液は形状も組成も成分も細胞生理も大きく異なっており、両者は互換性も無く(互いに混じり合う事が無い)、同じ血液として一緒に取り扱う事は出来ません。ところで、通常の血液の白血球寿命は約6ヶ月、また赤血球寿命は約4ヶ月と言われていますが、僅か1ccの血液の中に500万個も存在する赤血球が一体どうやって一斉に世代交代をしているのでしょうか、また寿命を迎えて死んだ筈の大量の赤血球は一体どこで処理されているのでしょうか。不思議な事に地球人の中で赤血球の大量死を観察出来た者は一人もおらず、また赤血球が何処から誕生して来たものか、その行程を追跡出来た者も誰も居ないのです。

 赤血球や白血球が細胞分裂を起こして増殖する様子を観察出来た者は地球には誰も居ません(循環型血液は原則的に分裂しない)。千島博士もその姿をついぞ見る事が出来なかったのでした。増殖分裂をしていないのに、血球とは一体何処から発生し、一体どうやって補充されて一定量が維持されているのでしょうか。そうした摩訶不思議な疑問をやっと払拭してくれたのが骨内部の固有の血液である骨髄細胞群の発見だったのです。骨髄液の中にはヘモグロビンを有した赤血球もいれば、また白血球も存在しますが、循環系の血球と比較するといずれもサイズが少々大きめであり、一番顕著な違いは、骨髄の血球は明白な細胞分裂を行って増殖する事でした。骨髄の赤血球とは骨芽細胞から誕生する細胞分裂細胞であって、一般血液の赤血球との大きな違いは、脱核した扁平細胞では無く、1.2倍の体積を誇る「球体状の赤血球」である事です。当然、白血球もマクロファージもリンパ球も存在しますが、どれも循環型血球の約1.2倍の大きさを呈しており、細胞寿命が長いのが際立つ特徴でした。

 
 
  一般の循環型血液ではさっぱり分からなかった血球の増殖分化行程が、骨髄血球の研究で明白になった事から、地球人の医学者達は一般の血液は骨髄で生産されているという回答を導き出しました。しかし、どんなに観察しても一般血液と骨髄血液との接点が発見できず、骨膜を境にして両者の血液がガス交換や栄養素の出し入れはしているものの、境界線を越えた血球の行き交いは認められず、骨髄造血説は暗礁に乗り上げたままの状態だったのです。結局そのまま現在に至っている訳ですが、途中で骨髄造血説を覆す千島学説が登場したものの、オリオン・スイーパー達の魔手によって封印されてしまいました。では、循環型の一般血液とは一体なぜ細胞分裂をせずに増殖する事が出来るのでしょうか。彼等は一体どうやって体全体の血球量を保持しているのでしょうか。
 
 一般に、細胞核を有する細胞を「真核細胞」と称し、また明白な細胞核を持たない原始的な単細胞を「原核細胞」と称していますが、どちらも核酸を有している事は確か、大きな違いは細胞質との間切である「核膜」を持つか持たないかの違いです。核酸は細胞質と直接触れ合うと本能的に猛烈な勢いで自己の複製を造ってしまう事から、バースコントロールの為に普段は間切の被膜で隔離しているのが普通なのです。原核生物(バクテリアなど)の様に無制限の増殖を行ってしまえば、宿主を破壊してしまうばかりか、自己が所属する生息環境を根こそぎ駄目にしてしまう場合がある事から、ある程度増殖したら核酸にカバーを掛けるのが生物界の掟となっています。高等生物の細胞は殆ど最初から核膜を有しているのが普通ですが、時には自ら核膜カバーを解いて無限増殖を試みる場合も多々あります。その典型的な細胞が一般血液の赤血球であり、自ら脱核して(核膜を解いて)「無限増殖細胞」と成り、核酸増殖を行っては血球の元台帳を増やしているのです。
 
 一個の赤血球は、脱核して扁平細胞と変じてから盛んに核酸増殖を行って、最大で36setのDNA単位を自らの体の中に抱えます。核酸の複製作業が飽和状態を迎えると、赤血球は36個の破片細胞に分割され、造血幹細胞としての自己の本分を努め終わります。破片細胞とは所謂「血小板細胞」の事であり、一個の赤血球が36個の血小板細胞に分かれて生まれ変わるのです。核膜も持たない小さな血小板とは、分化前の「ES細胞(万能細胞)」であり(核膜はまだ作っていないが核酸は有している)、これらの血小板細胞が再び血球に分化して行くばかりか、身体の全細胞の補充要員と成って生体細胞量の一定維持が図られているのです。もし肝臓の細胞が死んだら、肝臓ヒールはES血小板細胞をズザネ管で捕獲し、その幼弱な細胞を一人前の肝細胞へと成長させる誘導を行う訳です。
 
 
 
 
 
 
 ところで「造血幹細胞」である赤血球は血管の何処ででも出産作業を行う訳ではありません。赤血球も人間と一緒であり、街の通りで子供を出産する女性は殆ど見掛けませんが、それは赤血球とて一緒、体の出産場所は定まっていて、ある特定の場所でしか出産しないのが普通です。栄養素が豊富な血管と言えば、小腸の粘膜下部に広がる「小腸絨毛血管群」の中であり、主に出産作業はここの血管内で行われています。それは千島博士が長年観察して来た通りの光景であり、ここで赤血球の崩壊と創造が行われていたのでした。従って、骨髄血球と一般血球を混同している現代医学は、骨髄移植をしたところで白血病一つ治せないのが当たり前、骨髄性白血病ならばまだしも、一般血液の急性白血病に対して骨髄移植しても意味が無いんですわ。頭が悪く大ボケをかましている医学界ですが、先ずは基礎的な勉強を積まないと一人前の医者には成れませんね。

放射線と癌の因果関係

 地球医学が放射線と癌の因果関係を正式に認めていない事から、高濃度RAS被爆を被り甲状腺癌などに苦しむ福島の住民が可哀想ですが、しかし原子炉の放射線被害は被災地住民だけの話では無く、世界中の人々がその被害を被っているのが現状、特に癌病は今や二人に一人の発生率であり、このまま進行すれば地球人類は癌で滅ぶだろうと言っても過言では無い事態だと思われます。残念ながら地球医学では癌病の根本原因を未だに掴めておらず、なぜ正常細胞が突然変異の如く癌化して行くのか、そのメカニズム自体が分かっておりません。地球人類が癌化のメカニズムを解明する為には、正しい物理学、正しい化学、正しい医学を身に付けなければならず、現行の西欧医学主導のお粗末な科学レベルでは「無理なのかなー」と感じております。

 「癌とは何ぞや」それが未だに分からない医学の現状、結局分からないから遺伝子(DNA)に原因を求めていますが、癌発生に関して遺伝子は基本的に無関係、そういう難しい問題ではありませんね。一個の生体細胞が共通の電荷や電位を備えている事を考えれば、個々の細胞には赤道電流が走っており、細胞全体が電磁場に包まれていると理解しなければならないのです。そうした電磁的な観点から癌細胞と正常細胞を比較すれば、普通は正常細胞が左電荷(電流の方向が左巻)を呈するのに対して、なぜか癌化細胞だけが右電荷(電流の方向が右巻)を呈しており、赤道電流の方向も真逆なれば、またその電荷も「反電荷」を呈しています。癌化のメカニズムを本当に解明したいならば、先ずはこの点から入らなければ真理を追跡する事ができません。

 ある医学者が私の文章を読んで「なるほど」と納得し、一個の細胞を電磁学的な観点から眺めようと試みました。癌細胞と正常細胞をそれぞれ真水に浮かべて電荷計測を行なった結果は、確かに両者は真逆の電荷を呈しており、電磁的には癌細胞とは「反電荷細胞」である事実を確認しました。しかし彼はその後大きな障壁に突き当たってしまいます。その大きな障壁とは「電流とは何ぞや」という問題であって、細胞の赤道部を貫いて走っている筈の電線の正体も分からないし、またその電線の中を一体どんな電流が走っているのか、皆目見当も付かなかったからです。生物の体に電気が流れている事実は誰もが承知の事実、でも現行の科学では「生体電流」と表現しているだけで、分かっている事は一般社会で使用される電流と生体電流は別物であると言う事のみ、それに関する物理的な研究は何も進んでいないのが現状です。そもそも地球人は一般の電流も正体すら良く分からないままに使用しているのです。

 地球人が癌化のメカニズムが解明できない理由は、基礎的な学問が間違っているからであり、嘘八百屋町の西欧アンポンタン科学を真に受けてしまったからだと言えます。「全ての学問を最初からやり直さないと科学を本来の軌道に戻せないよ」と宇宙人であるこの私はそう言いたいのですが、それなら余りにも無責任な傍観者、非協力的だと非難されるのも嫌なので、こうして知っている事実を皆様に公開にしている訳です。我々の宇宙は「左優化」の世界であり、銀河団も銀河系も太陽系も惑星系も、大半の天体は左回転を示しており、それは惑星の子供である一個の細胞体にも引き継がれています。無論、右回転の天体も存在しますが、生命を宿す天体は左回転のみと定められています。生物の体はたった一個の受精卵からスタートしており、それが60兆個に派生分化したとしても、それらの体細胞には皆一様に左巻電流が走っており、左電荷(正電荷)を呈しているのが普通です。

 一個の細胞の赤道部には表皮膜の内部に電線が走っており、その電線名称とは「コリン電線(コリン分子がループ状に繋がったもの)」であり、そこに流れている電流とはコリン分子の水素原子配列を伝搬する「水素原子磁束(電流)」であって、その磁束回転が生み出す細胞電磁場こそ「細胞の命」と言えます。当然、左電磁場でも反対向きの右電磁場でも両方とも生命と言えますが、体全体が一つの大きな左電磁場を呈している事から、その内部で右電磁場(反電荷)を呈する細胞は基本的に「異端分子」、生体の意向に沿った「お利口ちゃんの存在」ではありません。反電荷細胞は体の秩序に従わず勝手な振る舞いをする事から、免疫抗体の処理対象となっています。さて、問題は左電荷の身体なのに、どうして右電荷の細胞が誕生して来るのか、つまり左回転している筈の電流がどうして真逆の右回転に変化してしまうのか(癌化してしまうのか)、ここに癌発生の根本原因があります。

 細胞の赤道コリン電線を分子眼(分子レベル)で観察すると、コリン分子のメチル基が等間隔にループ状に配列して水素原子電流を一定方向に絶えず流しており、細胞の命である所の電磁場を形成しています。当然もしコリン電線が切断されてしまえば、細胞は自らの電磁場を失う事になりアポトーシス(壊死)を引き起こす事になります。本音を言えば、癌化するぐらいならば一層の事死んでくれた方が無難なのですが、どういう加減なのか、コリン電線に対して電磁的に大きな電圧が付加されてしまうと(降伏電圧が付加されると)、メチル基の水素原子が一斉に極を反転させて真逆の電流を流してしまうのです。半導体の研究で明らかになった様に、降伏電圧による逆電流の発生が細胞単位でも起こる訳です。しかし現実問題として、コリン電流を強制的にその向きを変えてしまう程の強烈な電圧単位が生体には存在するのでしょうか?

 ここで登場して来るのが放射線照射や化学処理で誕生して来る「素粒子ラジカル」という電磁的なバケ物の存在です。ラジカルと言えば有名な物が一杯ありますが、硫酸ラジカル、硝酸ラジカル、塩酸ラジカル、フッ化ラジカルなどを筆頭にして、農薬のパラコート・ラジカル、劇薬(抗癌剤)のジェーン系ラジカル、発癌物質のダイオキシン・ラジカル、毒ガスのサリンラジカル、毒物のエンテロキシン・ラジカルなどが有名ですが、身近な所では「水ラジカル」であるハイドロキシ・ラジカルが有名です。これらの素粒子ラジカルの共通特徴は、含有している水素原子の軌道電子が奪われて、素粒子のプロトンが裸の状態で居るという事であり、化学上は硫酸とはH2SO4と表記されても、事実上は水素原子では無く水素原子核状態である事です。つまり硫酸は「・・SO4」、塩酸は「・Cl」、フッ化水素酸は「・F」と表記するのが正しい訳です。「・」とはプロトンの事です。

 さて水に硬X線やガンマ線などの放射線を打ち込むと、H2Oの水素原子の軌道電子が吹き飛ばされて水の素粒子化が起きます。コップ一杯の水でも内部にはハイドロキシ・ラジカル(・OH)や、オキソニウム・ラジカル(・H2O)や、ビラジカル酸素(・・O)などが大量に発生し「被爆水」へと変化してしまいます。単なる水と被爆水の大きな違いは、被爆水の中に髪の毛を入れると溶けてしまう事でしょうか(硫酸や硝酸と一緒)。原発が分間何百トンもの被爆水を海に放出している事を考えれば、海の生態系が破壊されている事は勿論、原子炉から漏れ出すRASやRADガスの事を考えれば、人間の身体内部にも相当量のラジカル分子が入り込んでいる事は確か、実はこれらのラジカル分子が癌発生に大きな作用を及ぼしているのです。通常の酸素原子が有する酸化力の約50万倍もの電磁力を有するのがラジカル分子の特徴、細胞のコリン電線に降伏電圧を及ぼす発癌物質がそこら中に存在する事は確かなのです。

 血中に浮く一個の血球細胞を例に上げれば、ラジカル濃度が高い血液の方は血球のコリン電線がいつでもラジカル分子に酸化される(電子を奪われる)状態にあります。コリン電線を構成する水素原子配列こそ電線の当体、その水素原子が酸化されて電子を奪われてしまえば、コリン電線そのものがラジカル化して分不相応な巨大な電磁力を有してしまう事になります。電圧が付加される方向が左方向ならば単なる電磁ショックで終わりますが、もし反対の右巻方向に付加されてしまうと、強烈な逆バイアス電圧がコリン電線全体の向きを一瞬で変えてしまう事になります。細胞に逆電流が走った瞬間、全ての記憶が初期化されてしまい、その細胞は突然自己の役割を忘れて無知文盲なパー細胞と変化し、ただ本能のままに食べて増殖する事しか知らない原始細胞へと変わってしまうのです。これが癌化のメカニズムです。細胞の癌化にDNAなど全く無関係、西欧アンポンタン科学こそ地球人を無知にした犯人だと言えましょうか。

 ところで現況の環境下に於ける地球人の癌発生率は、どなたの場合も一分間に約1000個程度の発生率、その癌発生の多くが血球細胞から始まります。その割に癌病が発生していない理由は免疫抗体が働いているからであり、免疫力を落とせばあっと言う間に癌病が発生して来ると考えられます。癌化した血球が組織に付着して組織癌が発育するのが普通であって、組織癌が血液に浸潤して癌転移が起こるというアンポンタンな考え方は止めましょう。現代西欧医学は物事の考え方が本末転倒している様です。癌細胞の根本原因は水ラジカルの存在、一番最初に癌化するのが血球である事ぐらいは容易に想像できると思われます。

 


人は何の為に生きる?(5)

宇宙と生命

 宇宙の本源的な存在物である重水素ガス、その均一均等な単体ガスが集約されて数多(あまた)の物質が誕生して来ることは承知の通りです。我々生物の体も、浮遊岩石も、また惑星や太陽という天体も、目に見える宇宙物質は皆あまねく共通の水素ガスから構成されています。たった四種の基礎素粒子(陽子、中性子、陰電子、陽電子)から成り立つ重水素ガスを母源基盤として、無量大数とも言える万物種が創造される物質界の神秘は、たった四種の基礎有機物(アデニン、グワニン、チミン、シトシン)から成り立つ遺伝子(DNA)を母源基盤として、無量大数とも言えるタンパク種が創造される生物界の神秘と全く一緒です。その原点は極めて単純なのに、“一体なぜ”かくも宇宙は複雑に分派し多様な様相を呈しているのでしょうか?
巨視的な識別分類を行えば、全ての物質は始めの母源物質から誕生し、分派成長すると考えられ、素粒子単位―原子単位―分子単位―化合物単位(無機物)―基礎有機物単位―有機物―細胞単位―組織単位―生物という「物質進化」の行程を歩んでいるものと思われます。物量的な分析をすれば、元初の素粒子単位が一番多く、高等になればなる程その絶対量が希少になる事から、食物連鎖の三角ピラミッドを彷彿とさせます。この「物質進化」の潮流とは、生物進化のフレーム基盤を成すものであり、その底流に従って生物は「劣」から「優」へと進化して来たものと考えられます。これは物質進化の潮流が生物進化を誘発していると言う話ですが、それ以前の問題として、宇宙全体がミクロ(陰)からマクロ(陽)へ向って膨張運動(陽化運動)を起しており、万物の運動があらかじめ定められた方向性(陰から陽へ向う)を持つものだと言う話です。
極小の素粒子にも、また一塊の岩石にも、あるいは一人の人間や人類全体にも、定められた方向が存在し、個々の都合とは無関係に強制的かつ必然的に、とある方向へと流されます。過去(陰)から未来(陽)へ向かって時間が一方的に流れる様に、あるいは子供(陰)から老人(陽)へ向かって人生が一方的に進む様に、生物も物質も戻ることの出来ない一方通行の片道行程(陽化行程)を歩んでいます。その全体潮流の存在認識が甘ければ、進むべき方向性を見失って軽挙妄動の世界を築いてしまいます。
宇宙空間に浮遊する一塊の岩石(無機物)をどんなに丹念に定量分析した所で、岩石は岩石、どこの岩石もほぼ一緒であり、それ以上の事は何も分かりません。しかし、岩石がマグマの冷却から誕生し、そのマグマは星のコアから誕生すると言う、岩石成長の経緯を知っていれば、それが惑星爆発の残骸であるのか、それとも宇宙空間に発生した岩石渦系のチビ・コアが冷えて誕生したものなのか、別角度からの考察が可能となります。そして岩石が有機物へと進化する方向性を孕(はら)んだものだと認識しておれば、その主成分である酸化ケイ素の分子骨格やケイ素そのものの原子核骨格と電子軌道が、有機物(炭素)のそれと極めて酷似している事に気が付くでしょう。ならば有機物の構成素材因子(CO2やCH4やNH3)がどこからどうして誕生して来るのか見当が付く筈です。
物事を解析するに当たって、科学者の様に表面的な情報をいくら集めた所で、何の問題も解決しません。それと同様に、人生の意味や価値を知りたいと願って、様々な生活情報を入手した所で、何の役にも立たないものです。重要な事は、全体潮流の認識であり、今現在“自分は人間をやっている”が、その昔は猿をしており、更にその昔には爬虫類や魚類をやって、またそれ以前は下等な菌類や単なる物質をやっていた事を認識する事でありましょう。例え人間の遺伝子を持っていた所で、いきなり人間には進化できず、万物は段階を経て成長して来るのです。その成長途上に自分が在る事を知れば、個の存在価値などどうでも良い話です。

 さて、進化の潮流の話からガラリと豹変しますが、およそ物を創り出す(生み出す)と言う作業を考えれば、最初に創作者の何かの「意図」が必ず必要となります。それは電化製品の創作でも、絵画や陶磁器の創作でも、あるいは子供を創るのでも同じ事であって、宇宙と言っても例外では有りません。その様な意味では、創造主は必ず存在するものですが、それが俗に言われる神なのかどうかは分かりませんが、少なくても宇宙そのものが「生物」を創造したいと言う「意図」を持っているから、その意図に従って物質進化が起こり、生物が誕生して来ることは確かな事です。宇宙は一体どの様な手段で生物を創造し、そしてそれに一体何を望んでいるのでしょうか?
芸術家が食べる目的の為にただ絵を描いているとは思えません。ちゃんと食べたいのなら一般の仕事をした方がより確実です。一枚の絵画に入魂する彼等の思いは、創造主のそれと同じであり、最終的な完成品を目指して生涯絵を書き続けます。描いた作品の内、その多くは不満足な未完成品であり、たった一枚の完成品を生み出す為に、その途上生産物を延々と書き続けます。これで満足という一品をなかなか創作できない彼等の宿命的な悩みと言えます。これは現在のプラズマ・テレビを生み出すまでに、一体どれほどの技術者が頭を悩まし、不満足な途上生産物(旧型のテレビ)をどれほど生産して来た事か、それと一緒の話だと思われます。
宇宙(創造主)が一人の人間の様な明確な意識を持っているとは思えませんが、少なくてもここが一つの巨大な「生命生産工場」であって、大量の生命を創造しては、篩(ふるい)にかけて選定している作業場である事ぐらいは、誰にでも想像が付くと思われます。果して我々地球人が宇宙の本願了受に相応しい理想の創造物なのかどうか、その行末の結果は遠い未来でなければ分かりません。高等であれ下等であれ、我々は未だ進化の途上段階に在って、地球磁場圏すら自力で出た経験がない人間以前の胎児宇宙人、成長して完成して見ないと結果は分かりません。いずれにしても、我々は心の広域ソフト帯をフル活用できる高等生命体の一種、科学の発達は不十分ながら、宇宙や生命を理解でき得る優れた感受能力を潜在させている事は確かなことです。

 ところで、人間を物質(肉体)の観点から見て優秀か否かを判断して来ましたが、もっと具体的に言及すれば、上空の心と直結する大脳アンテナの潜在能力が優秀か否かで勝負が決まってしまいます。宇宙生物は別に大脳で考えている訳ではありませんが、アンテナの発達が不十分だと、心の広域ソフト帯を任意に選択することが難しく、低い磁場軌道の単純なソフトしか使用できません。その状態では言語を使用する事も、また文字を判読する事すら難しく、理論的な考察が全く出来ません。理性階ソフトに入力できなければ、知識を吸収しても客観的な判断能力など身に付かないものです。
しかし、優秀な大脳アンテナを有していても、年齢成長がその使用レベルに到達していなかったり、また思考訓練が全くなされていないと、折角の潜在能力も意味を失ってしまいます。別に理性階ソフトを使用しなくても、一般的な思考(知性階レベル)は普通に出来ることから、必要と感じない人間も居ます。その結果、優秀な人間はどこまでも優秀になるが、馬鹿な人間はどこまで行っても馬鹿という能力格差を生んでしまいます。人類の全体的なレベル・アップを目指すならば、大脳をフル活用する為の一貫した教育体制(能力開発システム)が必要となります。
承知の様に、百科事典を丸ごと暗記した所で、その吸収した知識を活用できなければ何の意味も無く、単なる物識博士(クイズ王)で終わってしまいます。理性階ソフトとはメモリーする場所の意では無く、ロジックを営むソフトであって、頭脳を縦横無尽に操作して判断する場所と言えます。人間の頭脳の良し悪しは、メモリー容量ではなくロジック容量で定まるものであり、それはコンピューター性能の良し悪しと全く一緒です。人の理論や仮説をただ棒暗記するならば、それはコピーしている行為と同じ、自分にとって何の進歩も有りません。重要な事は、自己の理論を自力で組み立てられるかどうかであって、その為には理性階ソフトを使用しなければならないのです。

 

 

 さて、宇宙生命にとって、大脳アンテナの発達の程度はその星によって異なりますし、またその生物の成長度(進化度)によっても異なります。しかし、地の因縁物(肉体)には多少の差は有っても、天の因縁物(心)は極めて平等なものです。どの惑星にも磁場の「四階十二層」は存在し、理性階ソフトも精神階ソフトもちゃんと備わっています。それを言えば、肉体の形態だって我々とほぼ一緒であり、同じ材料(有機物)を使って酷似した惑星環境(水の惑星)の中で進化の末に創造される為に、同じタンパク骨格の類似したDNAを備えた有酸素系の肉体を有しています。無論、眼もあれば指もあって、同じ様な大脳アンテナを備えており、SF小説に登場して来る様なケイ素人間とか昆虫人間と言ったとんでもない生命体など存在する訳も有りません。文明や科学の発達度には、多少の差はあっても、潜在能力はどの異星人も似た様なものと言えます。
例え異星人であっても、考える事は地球人とほぼ一緒、「宇宙とは何か」また「生命とは何か」に奥悩し、生と死を見つめて「人は何の為に生きるのか」と苦渋の人生を送っている筈です。その普遍の永久命題に対して、ある程度の答えが出せる様になる為には、宇宙の一般常識的な科学知識を取得して「無知」を卒業していなければならないのです。生命の根幹も知らずして、その命題に正しい解答が導けるとはとても思えません。宇宙の成り立ちも知らない人類に、宇宙を語れる訳もなく、また宇宙を知らなければ生命の本質を語れる訳も無いのです。
宇宙とは別に地球の外側に存在するものではありません。この地球自身が他ならぬ宇宙そのものである事を知って欲しいと思います。そもそも宇宙には在って地球に無い物など存在しません。これはこの地球を正しくちゃんと理解すれば、宇宙全体が見えると言う意味であり、物事の原理はマクロもミクロも必ず一緒です。我々の肉体こそが宇宙そのものであり、それはむしろ本物の宇宙よりも複雑かも知れません。一人の人間の潜在能力は巨大意識(磁場の縦界層)として大宇宙に通じており、その能力の僅か数十パーセントを発揮しただけでも、今の人類全体の能力の総和よりも遥かに凌ぐものなのです。人間にそんな能力が在るとは思わずに、自己の本来の姿にも目覚められないまま、地上の猿を演じているのが、地球人だと言っても構わないでしょう。他ならぬ自分自身が宇宙である事を知って欲しいと思います。

我々人間の正体とは、猿の肉体に憑依しそれを操作している所の「高等磁気生命体」と言うのが真実の姿です。誕生直後の猿の赤ちゃんを磁化して「仮の姿(人間)」を宿しますが、我々はもともと肉体を持たない宇宙の「高等霊体」なのです。その「意識霊体」が人間の子供として目覚め成長の途に着き、徐々に我本来の姿に気が付いて行くと言うのがシナリオです。死とは肉体の死に過ぎなく、我々の生命とは死んで消滅してしまう様な性質のものではないのです。
猿の肉体と合体する理由は、優秀な肉体(感覚センサー)を手に入れる為であり、より正確で確実な情報を入手して自分自身が成長する為です。宇宙の「意識霊体」はいわば虚像であり、自分で自分の姿を見る事が出来ません。そこで生物を介して生物の目から客観的に自己を見つめると言う手法を使います。今、貴方の子供が産声を上げて誕生した事を考えて見ましょう。宇宙意識の一端が貴方の子供に宿り、その子はうっすらと目を開けて、“ここはどこだ”、“俺は誰だ”と考えているのです。それは宇宙自身が目を開いて、我に目覚めた事になるのです。子供は親の姿を認知して自分がこの親の子である事を知りますが、それは宇宙意識の一端が目を開いたに過ぎず、確かにその肉体は親が遺伝的に産んだものでも、その子の心は天から授かったものなのです。親はその子が自分の子供では無いことを知らねばなりません。無論、親も宇宙であれば、子も宇宙ですが。
宇宙とは、例えるならば「桜の木」だと言えます。そして生物とは「桜の花びら」に各当します。桜は「桜の木」よりも「桜の花びら」に象徴され、それが受粉して次世の桜の木(宇宙)を産み出します。遠視眼的に考察すれば、結局「桜の木」も「桜の花びら」も桜である事に変わりはなく、桜の成長物語の全ては桜自身が自作自演しているものです。我々人間とは一輪の「桜の花びら」に過ぎないのに、「自己の存在意義」が在るとか無いとか騒ぎ立てています。まるで自己(花びら)と宇宙(木)が別種な存在物かの様です。少々、自己顕示欲の発達した花びらに言いたい事は、「自分が一体何者であるのか、その本当の姿に気が付きなさい」と言う事です。小さな花びらとして一生(開花期間の一週間)を過ごすのか、それとも自己が全体=桜(宇宙)である事に目覚めて、桜の木の生涯(宇宙開闢期間)を歩むのか、貴方ならどちらを選択するでしょうか?

 

次回に続く